食品や飲料業界等において、固形物を分離して清澄な液を得る濾過工程は、品質を左右する重要な工程であり、同時に、製品の独自性を決定付ける役割もあります。
濾過方式は助剤を用いる方法が一般的であり、珪藻土等を用いた濾過方式が主流です。しかし従来の濾過装置には以下のような問題点がありました。
1. 濾過終了時、装置内に原液が多く残る。
2. 使用後のケーキの回収に手間がかかる。
3. 完全に回収できないので排水設備への負荷が大きい。
4. メンテナンスが難しく操作が大変。
5. 洗浄や殺菌が難しい。
本装置は、これらの問題を解決し、高いサニタリー性と自動化を実現しました。そして、経済性に優れ、環境負荷の小さいフィルターとして完成しました。
1. 熱水洗浄で、微生物汚染・汚れ・着香の無い高いサニタリー性を実現。
2. 給液・助剤供給・濾過・助剤回収・洗浄工程の自動化を実現。
3. ボディーフィード量や原液流量など濾過に必要な数値を、簡単に設定可能。
4. 濾過機本体内の原液を完全に濾過し、全量回収可能。
5. 濾布などを使用しないので衛生的。
6. 精密な金属フィルターにより、均一で安定した濾過を実現。そのため高い品質の再現性が得られ、同時に濾過助剤の使用量を削減することが可能。
7. 原液をほとんど含まないケーキを、最小限の水で排出し、それを脱水回収するので、環境への負荷が少ない。
8. サニタリー配管の採用で、メンテナンスが容易。
9. 多品種少量生産に最適。
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