吟醸酒に使われる高度精白米は、洗米・浸漬時間を決めながらの作業が行われてきました。このためこれらの作業操作が人手に頼らず目標吸収率の浸漬米が再現性よく提供できる装置の開発が望まれていました。
本装置では1台で白米の計量、洗米、リンス、浸漬吸水、白米表面付着水の強制脱水、吸水率自動計測、浸漬米の払出しまでバッチ連続で行い、同時に吸水前後の重量測定に基づき白米の吸水率を把握し、これをフィードバックして吸水時間をコントロールして吸水歩合を一定にすることができる画期的な装置です。
1. 30kgバッチ連続処理
2. 精米歩合35〜65%(3〜20分)に対応。処理能力最大600kg/hr。
3. 混気ジェット(水流と気泡)による完全洗米。
4. 洗米後のシャワーリンス&浸漬後の送風機による付着水除去。
5. 1バッチ、1ロット毎のデータ集積機能付。
6. 吸水歩合測定による浸漬時間の自動補正が可能。