12月9日、「人的資本経営コンソーシアム(※)」が主催する第4回総会が東京で開催され、取締役 藤原由佳がパネルディスカッションに登壇いたしました。

当日は、コンソーシアム活動報告と今後の方針発表、伊藤邦雄会長をはじめ発起人による人的資本経営のパネルディスカッションに加え、実践プログラム参加企業によるパネルディスカッションも行われ、当社は実践プログラム参画企業の一社として事例発表の機会をいただきました。

同プログラムは、今年度の新たな企画のひとつであり、各企業が人的資本経営の定着とさらなる深化に向けて人的資本経営のテーマについての課題解決を実行し、そこで得られた優良事例を共有することを目的に実施されています。

取組発表では、当社の人的資本経営のこれまでの取組みと課題、またそれを踏まえて実践した施策における学び・苦労などを発表いたしました。

又、ディスカッション内では、人的資本経営における中小企業の強みである「経営層と社員との心理的距離感の近さ」、「会社やプロダクトへの強い愛着」、「スピーディーに決定できる機動力」にも意見交換が行われました。こうした独自の強みを活かした人的資本経営の推進が中小企業には肝要と考えております。

人的資本投資を通じて社員のエンゲージメントを高め、事業能力拡大やイノベーション創出を生み出すことで企業価値を向上させ、それをまた社員に還元する好循環を目指して、今後も取り組みに努めて参ります。

※人的資本経営コンソーシアムとは
人的資本経営コンソーシアムは、日本企業及び投資家等による、人的資本経営の実践に関する先進事例の共有、企業間協力に向けた議論、効果的な情報開示の検討を通じて、日本企業における人的資本経営を実践と開示の両面から促進することを目的として設立されました。

このたび当社の「醸造文化を支える、技術と感性のフルオーダーメイドサービス」が、第5回 日本サービス大賞「優秀賞」を受賞いたしました。

日本サービス大賞は国内全ての民間サービスから、サービスの高度化と産業の発展を先導する「革新的な優れたサービス」を幅広く表彰するものです。今回、768件の応募、そして1年以上をかけて実施された厳正な審査を経て、受賞33社の1社として選出いただきました。
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当社が掲げる「フルオーダーメイドでお客様の課題を解決し続ける」という姿勢そのものが、新しい製造業の在り方として高く期待されていることが大変うれしく思います。

今回の受賞を励みに、引き続きお客様に寄り添い「選ばれ続ける存在」であり続けられるよう努力してまいります。

■受賞内容
●賞名：第5回日本サービス大賞　優秀賞
●サービス名：醸造文化を支える、技術と感性のフルオーダーメイドサービス

●概要と特徴：国内トップシェアを有する醸造機器メーカーである同社は、「喜びと感動の価値提供」を使命に、顧客のニーズや課題に寄り添い、技術と感性を駆使して最適な生産プロセスを提案。フルオーダーメイドの設備・プラントの提供、充実したアフターサービスを一貫して提供し、国内1,500社、海外27か国への導入実績を誇る。女性活躍推進や働き方改革、DXにも積極的に取り組み、地域とともに持続的な成長をめざしている。

●特に評価されたポイント
(1)利用価値共創の仕組みの創り込み：
フルオーダー醸造設備が顧客とのチャレンジングな価値共創によって次なる技術革新を起こす、日本の食文化や技術のグローバル化にも貢献するサービスである。
(2)顧客の満足を次の期待形成につなげる：
真摯に顧客と向き合い、期待以上の提案、生産現場の構築を行うことで満足度を高め、強い信頼関係を構築し、次の事前期待につなげる好循環を創出している。
(3)地方創生・地域活性化にも貢献：
製造業のサービス化によりシェア※80%という高い競争力を持続。DXや充実した福利厚生も好評で、採用枠5人に約800人もの応募があるなど、地域の活性化にも貢献している。

日本サービス大賞webサイトでの紹介ページ