5月21日（水）リーガロイヤルホテル広島にて、人的資本経営コンソーシアム主催「第1回 地域版人的資本経営コンソーシアム」　が開催され弊社副社長 藤原加奈が企業事例発表で登壇いたしました。

本イベントは、人手不足の解消など、各社の「人」に関する課題の解消に向けた取組に関する情報共有や企業間交流を実施し、各企業の課題解決に向けた取組を後押しすることを目的に開催されました。

今回は弊社の人的資本経営のキーファクターのひとつである「多様性を活かした組織力」にフォーカスを当てて事例発表をいたしました。

弊社では、子育て期の女性のキャリアを途切れさせないための制度設計や風土改善に2000年代前半から着手しております。

現在は女性に限らない多様な社員に向けた”働きやすさ”の整備だけではなく、仕事に熱中し自己実現に繋がる”働きがい”の創出と両輪での人的資本経営を推進しており、結果として採用応募数・定着率ともに改善に繋がっている事例をお伝えさせていただきました。

現在、人的資本経営コンソーシアムは三期目を迎え、人的資本経営の促進は「地方の中小企業」へ広がっていくフェーズの最中です。今後も地域に根差し貢献することで、多くのステークホルダーから選ばれる中小企業のモデルケースを目指して参ります。

また、今回のイベントレポート記事が日経BP Human Capltal Online にて公開されております。

下記リンクよりご覧いただくことが可能です。

「地域版人的資本経営コンソーシアムが始動、採用応募数798人の中堅企業も登壇」

■人手不足の解消に向けた人的資本経営（特に女性活躍・ダイバーシティ中心）

＜登壇者＞

・キリンホールディングス株式会社 取締役副社長 CPO 坪井氏
・株式会社フジクラテクノアート 代表取締役副社長 藤原氏

選ばれる地域を目指しに始動した「岡山たいようプロジェクト」の座談会が開かれ、産学官が取り組むべきことは何か、について話し合われました。

座談会には、以下の皆さまとともに副社長の藤原加奈が岡山県ものづくり女性中央会会長として参加しました。

・岡山大学学長　那須保友氏

・岡山労働局局長　森実久美子氏

（司会）・山陽新聞社社長　桑原功氏

座談会では、

・女性や若者がなぜ流出するのか？

・この状況をどう打開するか？

・岡山たいようプロジェクトへの期待

などについて議論が交わされました。

■岡山たいようプロジェクト
副社長の藤原加奈が会長を務めている岡山県ものづくり女性中央会が協力している、
生き”たいよう”に生きる。暮らし”たいよう”に暮らす。
選び”たいよう”に選ぶ。楽しみ”たいよう”に楽しむ。
自分らしさをこころに描く太陽のような人が増えれば、岡山はもっと暮らしやすい「晴れの国」になるはず。
ひとりひとりのたいようが明るく輝くために。希望の声を届け、新しいかたちを考えるプロジェクト。

5月16日、パーソル総合研究所が主催するWebセミナー「“多様な個の躍動”を実現する人的資本経営の実践　― フジワラテクノアート社が挑む、“人”を軸にした組織変革 ―」が開催され、ゲストスピーカーとして弊社副社長 藤原加奈が登壇いたしました。

人的資本経営が注目を集める今、「制度」ではなく「人の意欲や共感」に焦点を当てた組織づくりの重要性が問われています。
本講演では、当社の取り組む人的資本経営における3つのキーファクターをご紹介し、1人1人の社員が自律的であり、結束ある組織づくりをしていくために取り組んでいる施策の実例や、実際に組織に現れた成果などをご紹介させていただきました。

また講演後は、パーソル総合研究所 上席主任研究員の佐々木聡氏とのディスカッションを通じて、人的資本経営の実践から学んだ組織づくりのあり方やそこに至るまでの苦悩など実際に壁にぶつかった経験を元にご紹介いたしました。

地域企業や中小企業ではまだまだ人的資本経営の認知・実践においては都市圏と比べて浸透度合に差がある状況です。地方中小企業の一社として、情報発信を継続していくことで、人的資本を活かす経営への共感が広がっていく一助となるよう努めて参ります。

5月13日、中国電力株式会社本社にて開催された社内講演に弊社副社長/藤原加奈が登壇し講演を行いました。

本講演会は同社のトップマネジメント層を対象に、いかに企業文化を変革し浸透させていくかをテーマに開催されたもので、同じく中国地方に本拠を置く地方企業の事例紹介としてご招待をいただきました。

今回の講演では、「未来を想像する経営改革」と題して、弊社で行っている人的資本経営の取組みのうち、自社の未来のあるべき姿を描き、社員ひとり一人の自律的な挑戦を促す「開発ビジョン2050」の策定・浸透の取組みのご紹介を行った他、女性をはじめとする様々な属性の社員がエンゲージメント高く仕事に臨むための仕組みと組織風土づくりの実例をご紹介しました。

今回訪問させていただいた広島および岡山の山陽エリアにおいては、人口転出超過の傾向が全国的にも著しく、若年層を中心に企業での働き手不足が深刻化することが見込まれます。

そのなかで、“魅力ある組織カルチャー”であり“働きたくなる企業風土”を持った企業を目指すことで、働き手を含むステークホルダーから選ばれることが重要な課題であり、今後も継続的に組織風土づくりへの取組みを行うことで企業価値向上に努めて参ります。